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ランブットのデメリットとメリット・・・
ノニのエキスを頭皮に塗り、浸透させることで健やかな頭皮環境を築く「ランブット」。
育毛シャンプーでもなければ育毛剤とも異なるランブットに関心を抱いている人もいると思いますが、ランブットを購入する前に知っておくべき欠点やデメリット、メリットについて解説します。
ランブットの欠点、デメリット
発毛効果はない
ランブットは、頭皮に塗布することで頭皮環境を改善するためのものです。ランブット自体に発毛促進効果はありません。ノニエキスには、ビタミンCやアミノ酸、ミネラル、ポリフェノールといった成分が含まれており、頭皮や毛包細胞を活性化する成分、アンチエイジンに効果的な成分が含まれているものの、育毛剤のように直接発毛を促進する効果はありません。
発毛効果に直結するのは頭皮の血行促進です。ほぼ全ての育毛剤には、頭皮の血行を促進する効果が備わっています。頭皮の血行を促進することで毛乳頭細胞から毛母細胞により多くの血液が供給され、毛母細胞が活性化されるのです。毛母細胞が活性化されることで発毛が促進されるのです。
ランブットには残念ながら血行促進効果はありません。つまり、ランブットに発毛効果はないということです。
浸透力が悪い
ランブットには頭皮の状態を改善する成分やアンチエイジンに効果的とされる様々な成分が含まれているものの、泥状のパックとなっているため浸透力が弱いです。どれだけ頭皮によい成分を含んでいたとしても、頭皮に吸収される割合はほんのわずかです。
近頃の育毛剤は、浸透力を上げるために育毛有効成分をナノ粒子化しているものもあったりします。サラサラの液体状の育毛剤でも、有効成分が頭皮に全て浸透するわけではないのです。ランブットはドロドロした泥状の流体です、頭皮への浸透力には難があります。
15分から20分間の放置時間は意外に長い
公式ページにも書かれてあるとおり、ランブットを使用する際は、シャンプーで髪を洗い流した後にランブットを頭皮に塗布し、15分から20分程度そのまま放置する必要があります。15分から20分間の放置時間というのは意外に長いです。
普段からシャワーしか浴びない人にとっては、かなりストレスになるでしょう。通常は湯船に浸かって15分から20分間じっと待機することになりますが、15分から20分間も湯船に浸かりっぱなしというのは短いようで長いです。普段から長時間湯船に浸かる習慣のない人にとっては、使用することにストレスを感じることもあるはずです。
値段が高すぎる
ランブットは、単品価格が14,800円、定期購入しても1本9,800円という価格設定です。薄毛、抜け毛対策のメインとして使用するのは育毛剤です。ネットで売れ筋の比較的高価な育毛剤でも月々かかる費用は6,000円から7,000円程度です。
薄毛対策でメインとして使用するのは育毛剤であり、ランブットはオプションやサブ的な存在になります。にもかかわらず、育毛剤より月々のランニングコストが高いというのは解せないものがあります。
よほどお金に余裕がある人であれば問題ないでしょうが、このご時世そんな人は多くはないはずです。ましてや薄毛に悩む男性は、既に家庭があり妻子を養っていく立場の人が多いです。月々9,800円のコストは家計に大打撃を与えてしまいます。
ランブットのメリット
ランブットのメリットは、育毛剤でもなく育毛シャンプーでもない第三の育毛ケア用品として薄毛対策が出来る点にあります。現在使用している育毛シャンプーや育毛剤に付け加え、”さらに髪にいいことをしたい”と考えている人にとって試してみる価値は大いにあります。
頭皮の外側から対策するという観点で、”育毛シャンプーや育毛剤だけでは物足りない”、”育毛シャンプー、育毛剤に加えてもっと別の頭皮ケアをしたい”と考えている人には、まさに最適の商品と言えるでしょう。