M字ハゲとは?
前髪の生え際がM字状に後退していく通称「M字ハゲ」。M字ハゲと聞くと何か特別な症状のように思えますが、決して特別な症状ではありません。
M字ハゲは、前髪の生え際がたまたまM字状になっているだけです。前髪の生え際が後退していっている男性はたくさんいます。そして、後退の仕方は人それぞれです。U字状に後退していっている人もいますし、M字状に後退していっている人もいます。逆U字状に後退していっている人もいます。
ハゲ方は人それぞれであって、M字ハゲはたまたま前髪の生え際がM字状になっているだけの話なのです。
M字ハゲの原因と対策
M字ハゲの主な原因は男性ホルモンです。M字ハゲに限らず、前髪が後ろに後退していく症状は、主に男性ホルモンが原因なのです。いわゆるAGA、男性型脱毛症と呼ばれる症状です。
M字ハゲ = AGA、男性型脱毛症
AGAの原因は男性ホルモンですが、もっと具体的に言うとジヒドロテストステロンという物質が原因です。
男性ホルモンの元々の成分はテストステロンという成分です。このテストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる酵素の還元作用を受けてテストステロンからジヒドロテストステロンへと変化します。
脱毛作用を働くのは、テストステロンが変化したジヒドロテストステロンという物質です。ジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容体であるアンドロゲンレセプターと結合することで脱毛作用を働くのです。
ジヒドロテストステロン + アンドロゲンレセプター → 脱毛作用
AGAの原因物質はジヒドロテストステロンという物質。ジヒドロテストステロンの発生を抑えることがAGA対策で最も重要な事なのです。
・M字ハゲの原因 = ジヒドロテストステロン
・M字ハゲ対策で重要な事 = ジヒドロテストステロンの発生を抑えること
M字ハゲの人が使用すべき育毛剤は?
M字ハゲなのであれば、通常の育毛剤を使用したところで効果は限定的です。なぜなら、M字ハゲの原因はジヒドロテストステロンであり、ジヒドロテストステロンの発生を抑えない限りM字ハゲを根本的に改善することはできないからです。
一般的な育毛剤で得られるメインとなる効果は、頭皮の血行促進です。巷で売られているほぼ全ての育毛剤には頭皮の血流を改善し、血行を促進する作用があります。それに加えて、頭皮環境を整える効果が備わっていたりする育毛剤が主流となっています。
ですが、M字ハゲなのであれば、頭皮の血行を促進しただけではダメなのです。頭皮の血行を促進したり、頭皮環境を整えたりするだけでM字ハゲが根本的に改善することはありません。
なぜなら、M字ハゲの根本的な原因は男性ホルモンであり、ジヒドロテストステロンと呼ばれる物質が根本的な原因物質だからです。ジヒドロテストステロンの発生を抑えない限り、いくら頭皮の血行を促進したり、頭皮のケアを行ったりしても無駄な努力なのです。
使用する育毛剤には、ジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果があるものを選ぶ必要があります。
頭皮の血行促進や頭皮環境の正常化も重要ではありますが、最優先すべきはジヒドロテストステロンの抑制です。頭皮の血行促進や頭皮ケアは、脱毛作用を働くジヒドロテストステロンの発生を抑制した上で行うべき事です。逆に言えば、ジヒドロテストステロンの発生を抑えずしては、何をやっても”焼け石に水”なのです。
M字ハゲなら、プランテルよりチャップアップがいい理由。
育毛剤プランテルは、「M字専用」を謳っている育毛剤です。M字ハゲで悩む人からしてみれば、M字ハゲ用に作られた特別な育毛剤に思えます。
ですが、M字専用の育毛剤というのは存在しません。M字ハゲは典型的なAGA、男性型脱毛症の症状であり、特別な症状ではないのです。M字に効果的な育毛剤というのは、言い換えればAGAに効果的な育毛剤です。
M字ハゲに効果的な育毛剤 = AGAに効果的な育毛剤
育毛剤プランテルには、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロンの発生を抑える効果があります。ヒオウギエキスと呼ばれる成分が5αリダクターゼ酵素の働きを抑制し、ジヒドロテストステロンの発生を抑える効果があるのです。
確かにプランテルはM字ハゲ(AGA)に効果的な育毛剤です。ですが、ジヒドロテストステロンの発生を抑える効果では、プランテルよりチャップアップのほうが効果的です。
なぜなら、チャップアップには5αリゼクターゼの作用を抑え、ジヒドロテストステロンの発生を抑制する成分が数多く含まれているからです。
5αリダクターゼ酵素の働きを抑制する成分で、プランテルとチャップアップを比較すると以下のようになります。
<配合された5αリダクターゼの抑制成分>
プランテル | チャップアップ |
ヒオウギエキス、ビワ葉エキス | ヒオウギ抽出液、ビワ葉エキス、ボタンエキス、 ジオウエキス、ウゴンエキス、チョウジエキス |
プランテルには2種類の5αリダクター抑制成分が含まれているのに対し、チャップアップには計6種の成分が配合されています。
配合されている成分の種類では圧倒的にチャップアップのほうが上。もちろん、種類が多いほうが「効果がある」とは言えませんが、種類が少ないより多いほうが多角的なアプローチができるのは事実です。
チャップアップは、M字ハゲの人だけを対象にした育毛剤ではないため、プランテルのように「M字専用」とは謳っていませんが、M字ハゲの根本的な原因物質であるジヒドロテストステロンの発生を抑制する点では、プランテルより高い効果が期待できるのです。